プロジェクト共育

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9月8日(月)から開催された「学生フォーミュラ日本大会2025」
本学の学生フォーミュラプロジェクトも昨年に引き続き参加し、ICV部門総合27位という成績を修めました!昨年度同部門49位からの見事な躍進です!
まず、最初の関門である技術車検に臨みました。車体がレギュレーションを満たしているかどうか検査するこの車検を通過しなければ、次のステージに進むことができません。昨年の経験を踏まえ、完成度の上がった車体で臨んだ学生フォーミュラプロジェクトは、2回目の検査で無事通過しました!
技術車検を無事通過した学生フォーミュラは、4つのテストも無事合格しました。
いずれも緊急時の安全に関わる大切な試験です。
0-75mの加速性能(時間)を競う「アクセラレーション」では、4.815秒の好タイムをマークし全体の33位に、8の字コースによるコーナーリング性能を競う「スキッドパッド」では、10.469秒で全体の23位となりました。そして、約800mのレースコースでのタイムを競う「オートクロス」に臨みました。「オートクロス」の前に電装系のトラブルが発生しましたが、迅速かつ的確に対処し、1分17秒567で駆け抜け、全体46位のタイムでフィニッシュしました。
いずれも6年ぶりの記録となり、蓄積された経験のないメンバーで、着実に進歩した結果となりました!
最後の動的審査は、約1kmのコースを20周する耐久レースです。マシンの耐久性はもとより、燃料効率も審査対象となります。兎に角、20周を走りきることが大前提であり、途中リタイヤでは結果を残せません。2人のドライバーが10周ごとに交代して20周を走り、マシンの信頼性やドライバーの体力など、まさに総力戦での競技です。学生フォーミュラプロジェクトは、6年間出走できなかったこの競技で、見事完走を果たすことができました!この成果は、次年度への経験として確実に受け継がれ、より良い成績へと繋がるものと確信しています。
今回、学生フォーミュラプロジェクトでも様々なトラブルが発生しましたが、それら全てを現場対応力で解決し、完走及び好成績を修めることができました。直ぐ上の26位に強豪の京都大学が位置していることからも、この順位を獲得することの困難さと価値が分かります。また、今回の参加によって様々な問題点、改善点が見えてきました。これらを一つ一つ丁寧に解消することで、より上位を目指して頑張ります。今後も応援よろしくお願いします!